神奈川県市町村職員年金者連盟とは

 本連盟は、神奈川県市町村職員共済組合を構成する市町村(横浜市、川崎市を除く)を退職し、年金受給者となられた方を対象に、相互の親睦と交流を図ることを目的として、昭和42年6月に会員約600名をもって発足いたしました。その後、加入資格の拡大を図りながら順調に発展を続け、現在では24支部、会員数5,000余名に達しております。

令和6年7月 あいさつ

会長の写真  蒸し暑く寝苦しい日が続く夏がやってきましたが、会員の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。5月から6月は様々な団体の総会シーズンでした。私たち神奈川県市町村職員年金者連盟も6月18日に県内各支部の支部長さんや副支部長さんたちにお集まりいただき、令和6年度の総会を開催させていただきました。コロナ後の各支部の様子を踏まえ、県連盟においても昨年度以上に積極的に事業を推進していくこととし、事業計画や予算、昨年度の決算などについてご説明し、ご審議いただきました。神奈川県市町村職員共済組合の保養所である『湯河原温泉ちとせ』などの利用につきましては、多くの会員の皆様にご利用いただきたいことを主眼として、限られた予算を有効に活用させていただくため、湯河原温泉ちとせは年間12泊、その他の施設は年間合計12泊で会員お一人に対して年間合計24泊までとさせていただきました。申し込みの手続きなどご不明な点は連盟事務局まで遠慮なくお問い合わせをいただければと存じます。
 さて、令和6年度は私たちの暮らしに密着する年金額の改定が行われ、前年度から2.7%の引き上げとなりました。しかしながら年金額改定の基礎となる物価変動率3.2%が名目手取り賃金変動率3.1%を上回ったことから、名目手取り賃金変動率を元としてマクロ経済スライドによる調整率0.4%を差し引かれ、結果として2.7%の引き上げとなったものです。したがって物価変動率には及ばないものの厳しいながらも標準的な年金額の厚生年金で月額6,001円の増額ということになりました。
 また、公的財政の長期見直しである財政検討の結果が公表され、現役世代の平均手取り収入と比べた水準「所得代替率」50%超は維持されましたが、こうした国の政策としての年金制度の見直しを考えた時、私たち年金者連盟は年金受給者の生活が少しでもよくなるよう関東1都6県の仲間や全国連盟とともに歩調を合わせて年金受給者のさらなる処遇改善に向け、引き続き活動を続けていくことの必要性と大切さを実感するところです。
 同時に高齢者にとっては、生活費という面とあわせて心の豊かさと安らぎや、健康面での取り組みも大切であり、取り組んでいかなければならないことであると考えているところです。県連盟は元より、県内各支部の皆様の常日頃からの様々な取り組みを支援するとともに、他支部との情報共有に向け、連盟だよりやホームページなどでそれぞれの取り組みをご紹介してまいりますので、引き続き支部の皆様のご協力をお願いいたします。
 青空と海が似合う暑い夏、会員の皆様におかれましては、ご健康にご留意されますとともに、令和6年度が生き生きと暮らすことができ、高齢者にとって優しい社会でありますよう願いご挨拶とさせていただきます。

会長 飯田 生馬

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